SVGファイルって何?Macユーザー必見!SVGをPNGに変換する方法

SVGファイルってどんな特徴があるの?
SVGファイルからPNGファイルに無料で変換する方法を知りたい

この記事では上記のような疑問を解決していきます。

SVG(Scalable Vector Graphics)は、解像度に依存しないベクター画像形式で、ロゴやアイコンなどによく使われます。しかし、ウェブサイトや特定の用途でPNG形式が必要になることもあります。この記事では、Macユーザー向けにSVGをPNGに変換する簡単な操作手順とSVGファイルとPNGファイルの違いについて解説します。

目次

SVGとPNGの違いは?

SVG

SVG (Scalable Vector Graphics) は、ベクター形式の画像を表現するファイル形式です。XMLベースの形式で、画像の形状や色、サイズをテキストデータとして記述します。

SVGファイルの特徴について解説します。

ベクター形式

SVGはベクター画像形式のため、解像度に依存せず、拡大縮小しても画像がぼやけることはありません。図形や線を数式的に定義するため、アイコン、ロゴ、イラストなどの用途に向いています。

XMLで記述

SVGファイルはXML形式のテキストファイルで構成されています。例えば、円や長方形、テキストなどをXMLタグで記述できます。これにより、ソースコードを直接編集して画像を調整することが可能です。

実際にVSCodeなどのエディターでコードに修正を加えることで、色の変更等が可能です。

軽量でファイルサイズが小さい

テキストデータを元にしているため、シンプルな形状であればファイルサイズが非常に小さくなります。Webページのパフォーマンス向上にも寄与します。

PNG

PNG (Portable Network Graphics) は、ラスター形式の画像を表現するファイル形式です。ビットマップ画像として、各ピクセルごとに色情報を保持します。

PNGファイルの特徴について解説します。

ラスター形式

PNGはビットマップ画像形式で、各ピクセルに色を保持しています。解像度に依存しているため、拡大すると画像がぼやけます。しかし、詳細な色合いやグラデーションを持つ画像の表現が得意です。

高画質、透過サポート

PNGは圧縮されても画質が劣化しない「可逆圧縮」方式を採用しています。JPEGとは異なり、画像を圧縮しても画質が落ちることはありません。また、透明部分をサポートしているため、透過背景の画像を作成するのに適しています。

ファイルサイズは大きい

可逆圧縮のため、JPEGに比べてファイルサイズが大きくなる傾向があります。特に複雑な画像や写真をPNG形式で保存すると、ファイルサイズが増加します。

MacでSVGからPNGに変換する方法

私のようにMacを利用している方はターミナルからコマンドを入力することでSVGからPNGに変換することが可能です。

コマンド紹介

qlmanage -t -s 1024 -o 保存ディレクトリのパス 変換したいファイル

上記のコマンドをMacのターミナルで実行することでSVGファイルをPNGファイルに変換することが可能です。

注意点としては、「保存ディレクトリのパス」にファイル名を記載しないように注意してください。

例としてDesktopに保存されているimage.svgをimage.pngに変換したい場合には下記のようになります。

qlmanage -t -s 1024 -o /Users/yuya(ご自身の環境に合わせてください)/Desktop /Users/yuya/Desktop/image.svg
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