私は歯並びが悪く、笑う時や人と話すときにとても気になっていました。しかし、実際に歯列矯正をしようとすると矯正歯科によって治療方法がたくさんあったり、どのくらいの価格が相場なのかわかりませんでした。
そこで、実際に私がインビザライン矯正というマウスピースを利用した歯列矯正をした体験を紹介しますので、歯並びを気にしている方や実際に歯列矯正を始めようと思っている方の参考になればと思います。
3種類の歯列矯正
歯列矯正は大きく分けて3種類あります。ここでは、それぞれの値段の相場や特徴について紹介します。
私は八重歯があり、歯の移動距離が多かったため治療期間が比較的長めになっているかもしれません。
- ワイヤー矯正
- 裏側ワイヤー矯正
- インビザライン矯正(マウスピース)
1:ワイヤー矯正
歯列矯正と聞いてまず初めに思い浮かぶ方法がこのワイヤー矯正だと思います。
昔から行われている方法になります。
歯に金具を取り付け、その金具に針金を通して、歯を動かす方法です。月に1度くらいのペースで矯正歯科に通い、ワイヤーを調節していきます。
料金は80万円〜。ここにプラスして毎月の管理費が約5000円かかります。
治療期間としては歯を動かすのに2年、そこから歯を固定するのにまた2年ほどかかります。
デメリットとしては、金具やワイヤーが歯の表側に取り付けられているため見た目が気になることと、痛みが強いことだと思います。ワイヤーを調節した直後は食べ物を噛めないという話をよく聞きます。ただ見た目に関しては、今では透明なワイヤーや金具を利用して目立ちにくい治療も可能とのことでした。
2:裏側ワイヤー矯正
これは、ワイヤー矯正に使う金具、ワイヤーを歯の裏側につける方法です。
料金は100万円〜。ワイヤー矯正同様ここにプラスして毎月の管理費が約5000円かかります。
治療期間もワイヤー矯正同様ではを動かすのに2年、そこから歯を固定するのに2年かかります。
対応できる症例範囲や治療期間に関してはワイヤー矯正と同じですが、裏側に金具やワイヤーを取り付けるため見た目が気にならなくなるというメリットがあります。
しかし、その分値段が上がることと、金具が舌に当たる違和感や痛みがデメリットだと思います。
3:インビザライン矯正(マウスピース)
ここ数年で取り扱いが増えてきたのがマウスピースを使用する矯正方法です。歯の型取りをして1週間に1度のペースで少しずつ形の違うマウスピースに交換していくことではを動かす方法です。
料金は90万円〜。ここにプラスして2〜3ヶ月に1度のペースで管理費5000円がかかります。
マウスピースは2〜3ヶ月に1度のペースで矯正歯科に通うときに次回までの分を全て渡してもらえます。
治療期間としては、歯を動かすのに1年半、そこから歯を固定するのに1年半かかります。
メリットとしては、透明なマウスピースをつけるだけなので見た目が目立たないこと、ワイヤー矯正に比べたら痛みが比較的少ないことがあると思います。
デメリットとしては、1日に20時間以上つけなくてはならないため自分で時間管理をする必要があること、少し何か食べたいときや甘いものを飲みたいときに毎回マウスピースを外すのが面倒なことがあります。
抜歯は必要?
歯列矯正をする際に最も不安に感じるものの一つがこの抜歯だと思います。軽めの調整であれば、抜歯は必要ないと思いますが、私のようにある程度大きくはを動かす際には抜歯は必須になると思います。
可能であれば親知らずを抜歯
どの歯を抜歯するかは矯正歯科によるのですが、可能であれば親知らずを抜歯してもらえるところを選ぶのが良いと思います。
理由としては、親知らずを残したままだと将来的に親知らずが他の歯を押してせっかく矯正したのにまた歯並びが悪くなってしまうことがあるからです。
また、親知らずの生え方は人それぞれで横に向かって生えてきたりすると痛みが出たりもするため、可能であれば親知らずは矯正をする、しないに関わらず早めに抜いてしまうことをお勧めします。
実際にインビザライン矯正をしてみて
ここでは私が実際にインビザライン矯正をしてみてどうだったのかについて紹介します。
まずは私がインビザライン矯正を選んだ理由は
- 見た目が目立たない
- 痛みが少ない
- 取り外し可能である
この3つです。
実際に矯正を始めても、周りからは言われるまで気づかれませんでしたし、ワイヤー矯正をした方の感想にあるご飯が食べられないほどの痛みもありませんでした。
また、ワイヤー矯正だと歯磨きをする際にワイヤー、金具が邪魔になって歯磨きがしにくいという話を聞きますが、インビザライン矯正ではマウスピースを外せば良いので今まで通りに歯磨きもでき、結果としてインビザライン矯正をして良かったと思っています。
ただ、実際にやってみてデメリットに感じたことは先ほどの3種類の紹介でも書きましたが、ちょっと何か食べたい時に毎回マウスピースを外さなきゃならないことが結構面倒に感じました。
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